一生忘れぬ珍道中(^_^;)

プラハ到着、1日目



さて、死ぬほど退屈な時間を過ごし、20:25の便に乗った。ちなみに、ゲートはE29ではなく、確か28とか27だったような気がする。お隣さんだった人に声をかけられた。「1時間くらいしかいられなかったけど、町がきれいでしたよ」とのこと。やっぱり私も出ればよかった・・・。

4列3列の小さい飛行機であった。また翼の横であった。外はもう真っ暗。上から見た夜景は、東京ほど派手ではないが、とてもきれいだ。チューリッヒに着陸するときにも「町がきれいだなぁ」と思った。成田の町も、”上からみた図”を考えたほうがいいかもしれないな、とも思った。だが、無理であろう。いろいろあるし。(あえてこれ以上は申しませんT-T・・)



プラハに着陸した。ここから先は本当に1人である。”EXIT”の方向に歩いていき、パスポートコントロールのところで行列になった。EUの人はスムーズに進む。そして、スーツケースが無事に出てきて、2万円ほどチェコの通過(コルナ)に両替した。出口では、女性のガイドさんが、”T嬢、ももも”と名前の書かれた紙を持って待っていた。

「あら?1人?」と聞かれ、思わず「友達は急に病気になって来られなくなってしまった」と、大嘘こいてしまった(^_^;)。ガイドさんは「Oh〜・・・かわいそうに。」と、もももに硬い握手を求めてきたのであった。ハッハッハ〜!騙してゴメン(^◇^;)。

「ちょっと待ってね。友達がもうすぐ来るから。」と、コーヒーをおごってくれた。この人ともう1人ガイドさんがいるらしい。運転手かな?いろいろ話しかけてくるが、実は会話が成り立たないのである。この人、英語がものすごーく訛っている。「フライ・・・グー?」と聞かれ、「フライ???へっ?」と聞き返すと、今度は、「ジュールニー」と言ってくる。「ジュールニー???へっ?」と聞き返すと、「うーむ・・・」とガイドさんも悩み始める。で、とんでもない時分に、もももは理解した!「フライ」は「フライト」であり、「ジュールニー」は「ジャーニー」である!!!つまり、「快適なフライトだったか?おみゃーさん」と言いたかったのね(^_^;)。それが分かってから、少し会話できるようになった。

そこで、ウィーンに行く際の列車のチケットを見せ、「この駅は遠いのけ?」と聞いてみると、「エライ遠いど。」だそうで、「地下鉄で行けるのけ?」とさらに聞いてみたところ、「いんにゃ、やめとけ。タクシーで行け。」とおっしゃる。なんだかとても不安になるのであった。

それにしても、その”友達”はなかなか来ない。ガイドさんは極小の携帯電話を取り出し、なにやら話している。そして「7分くらいで来そうだがや。」と言った。この女性、年の頃は恐らく40代半ば。全身ピンクなのだ!髪は金髪、目には黒マスカラをたっぷり、口紅はパールピンク、皮ジャケットは真っピンク、皮パンツ(ジーパンだったか?)もピンク、中に着ているカットソーは濃いピンク、バッグもピンク、マニキュアもラメラメピンク。パンプスもピンク。参りましたm(_ _)m。私も相当のピンク好きだが、これほどではない。並んで記念撮影でもすればよかった。



さて、電話がかかってきて、”友達”が到着したとのこと。車乗り場へ行くと、その女性、「じゃぁね」と言って帰ってしまうではないか?!なーんと!本物のガイドが遅れるということで、文字通り”友達”に代わりに旅行者を出迎えてもらっただけらしいのだ。なんちゅーアバウトな(^◇^;)!(コーヒー代は請求できるのか?)

本物のガイドさんは男性であった。車に乗り、発車した。この日、客が多くて忙しくて遅れたそうである。(ま、いいんだけどさ)で、そのガイドさんが言った。「キミの友達は、パスポートにトラブルがあって来られなかったんだってね〜(^◇^)」・・・ガーンッ!知っていた!(そりゃー当然日本から連絡が行っているだろうね・・)実に楽しそうに「♪オ〜ルドパスポ〜〜〜〜〜ト(^0^)♪」と歌いだすではないかっ!もうアタシャ笑うしかなかったわ。「アンビリバボーだよ(-_-)」と言ったところ、「まったくねぇ」だそうで、旅行会社では、一躍”話題の人”になっているようである。

プラハの夜は真っ暗である。たまたまそういうところを通っているだけかもしれないが、人通りもほとんどない。また、時々”廃屋””廃墟”がある。結構怖い。明るいうちに帰ってこよう。

本当に”ホテルに送る”のみで、ガイドさんは帰っていった。チェックインまで見守っていてくれるかと思っていたが。ホテルの部屋は1555室。カギは2人分受け取った。ホテルにはT嬢のことは伝わっているのだろうか。1人でもちっとも不審がられないのだが。

早く寝たいのだが、やることがたくさんある。このホテル、一応スーペリアクラスらしいが、スリッパがない。また、電話で目覚ましをセットしたいのだが、どうやらできないみたいだ。しょうがないからフロントに電話して頼んだ。で、風呂に入って、ようやく寝た。

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