オランダ旅行記


ロッテルダム到着



空港からロッテルダムへはインターシティで1時間くらい。成田空港から特急で1時間だとどこまで行けるかな?結構遠いのだ。

電車のシートは固い。日本の電車のようにクッションなんて入ってない。そして揺れる。車内アナウンスも滅多にない。乗り過ごさないよう気を付けなければ。

空港からしばらくは地下を走っていたが、地上に出て、思わず「わぁぁぁぁ(^o^)」という気持ちになった。田園というか、放牧地帯というか、一面緑、緑、緑。牛さんや馬さんがの〜んびりとくつろいでいた。たま〜に羊さんもいた。ところどころに、風車(ガイドブックに載っているような立派なものではない)があって、小さな川が流れていたりして。んもうワクワク。(^-^)

そのうち、景色が一変し、有名企業のビルがボコボコ見えてきて、LEIDEN(レイデン、ライデン)に止まった。緑とビル、団地が交互にあらわれ、次に止まった駅はとても立派な煉瓦づくりの駅。DENHAAG(ハーグ)であった。それから延々と走り続け、大丈夫かなぁと心配になりかけた頃に、だんだん都会的になってきて、ロッテルダムCS(CentralStation)に到着。



リュックを背負ってえっちらおっちら駅前を歩く。とりあえず予約したホテルを探さねばならない。荷物を置きたい。HISが頑張ってとってくれたのは「SAVOY HOTEL」というホテルだ。途中に観光案内所があるみたいなのでそこへ寄ろう。これが結構遠い。慣れてしまえば5分くらいで行けるのだが、15分くらい歩いたような気がする。

大通り沿いの大きなビルの1Fだったのだが、ガーン!まだ開いていない。9:30からだと書いてあった。15分くらいだけど待とうか?いやいや、ホテルへ行ってしまおう。というわけでまた歩き始めたのだが、やっぱり方向音痴のもももには無謀な試みであった。行けども行けどもたどり着かないので、また引き返し、観光案内所のご厄介になった。(^^;)。無駄に疲れてしまった。

観光案内所のお姉さんは、小さい地図(それもコピー)をくれて、SAVOY HOTELはここよと教えてくれ、住所と電話番号を書いてくれた。歩いていけるみたいなので、また歩き始めた。Hoogstraat(ホグストラート)という通り沿いにあるらしい。ちなみに、streetではなくてstraat(ストラート)である。centralもcentraalと書いてあった。オランダ語のお勉強(^-^)。

途中で道路を渡って左に曲がるのだが、はて、どこで曲がればいいんだろう????地図には目印となる建物までは書かれていない。分からなくなってテキトーなところで左に曲がってみたら、SAVOY HOTELの駐車場の看板が・・。ということはこの近くなんだ!・・・・が、歩いても歩いてもホテルなんかない。このままじゃ海へ行ってしまう。バス停に並んでいた人に、「Hoogstraatはどこ?」と聞いたら、どうやら道路一本遠くへ来ていたらしい。その通り目指してテケテケ歩いたが、やはり不安で、通りがかりのおじさんに聞いてみたら、「すぐそこだよ。ホラ、あそこに黄色い看板のお店があるでしょ?あれがそうだよ」と教えてくれた。



あぁぁぁやっとHoogstraatについた・・・。さぁ、ホテルはどこ????端から端まで歩いたけど、ホテルなんかない。いろいろなお店があってとても楽しいけど、いい加減腰が痛い。足も疲れた。ノドも乾いた。ファーストフードのお店でシェイクを飲んだ。世界共通の味である。とにかく暑くて、冷たいものが体に入ってとても気持ちよかった。しばらく座ってボーッとしていたが、ホテルへ行きたかったのでまたウロウロしだした。交差する道にお巡りさんがいたので、SAVOY HOTELはどこかと聞いてみたら、な〜んと、Hoogstraatはとても長い通りだったのだ。端から端まで歩いたつもりでいたが、真ん中から端まで歩いただけだったみたいで、言われた通りに歩いていったらすぐ近くにあったりするのよね〜(^0^)\。やぁね。

パスポートを見せて名前を書いて荷物を預けてすっかり身軽になり、周辺の探検に出かけた。

ホテルは駅からちょっと離れているものの徒歩圏内。方向音痴が災いし、ヒジョーに遠いホテルになってしまった。(右の写真の中央にある建物がSAVOY HOTEL。)



ロッテルダム初日は、お散歩のみで終わった。あまりに疲れていたので、普段では考えられないような時間に寝てしまった。

ごく一般的なホテルらしいが、部屋に入ってしまえばなかなか快適である。壁に絵がかかっていたりして、ちょっとしゃれている。部屋の色も落ち着いている。なんといっても、バスタブが大きいのがいい。もももは身長160センチだが、寝そべって入れた。お湯をはって、バスジェルを垂らして、アワアワのお風呂で寝そべる・・ん〜シアワセ(*^-^*)。

ところで、このホテルは2泊で22000円くらい。この時期に1泊11000円だからまぁ良心的である。ただ、朝食は別料金、22.5ギルダーであった。食堂はフロントのすぐ横で、行くと奥からササッとおじさんが出てきて、コーヒーか紅茶か、それと部屋番号を聞いてくる。たまご、ベーコン、パン、コーンフレーク、オレンジジュース、果物のシロップ漬け(缶詰みたいなの)があって、朝からリッチだ。

以後、ここが一番よかったよ〜んと懐かしく思い起こすことになるのであった。



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